こんな夢を聞きました。大学生の女性の夢です。
夜、どこかの道を一人で歩いていたら、街灯の下に知らない猫がいました。目がギラギラしていて、最初はちょっと怖かったのですが、ポケットからチーズを取り出してあげると、猫はよろこんで食べました。そして、私の手のひらを舐めてくれました。右の手のひらを見ると、エノキのようなかたちのぶつぶつした白いものがたくさん生えていて、困ったなあこれじゃあ明日の試験でペンがちゃんと持てないなと思っているところで目が覚めました。エノキのようなぶつぶつって、なんだか怖いですね。
さて、この夢からいろいろと連想してみましょう。
夢における「夜」は、不安や孤独、あるいは怖れの感情を表しています。
夜道を一人で歩くのって、やっぱり不安ですよね。
昼間の道はどうどうと歩けても、夜道を一人でとなると、ビクビクしてしまいます。あまり自信満々というわけにはいかないでしょう。夜の道を歩く夢は、先行きへの不安を反映していると受け取ることができます。
それでも「街灯」の明かりを見つけるとほっとするでしょう。安全で見通しの効く場所にたどりついたというわけです。「ほっとする」「希望がある」といった感じを受ける人もいるでしょうか。
そこに登場する一匹の猫。
「目がギラギラしていて、最初はちょっと怖かった」
とあります。襲いかかってきやしないか、怖いと感じたのでしょう。
野良猫なのかもしれません。
その猫にエサを与えるということは、「怖いけど、なんとか手なづけてみたい」「飼いならしてみようか」といったことの表れです。
猫が、直感や本能的な面を表しているのだとしたら、夢見手は自分のそうした一面を「飼いならそう」としているのかもしれません。
猫が手のひらを舐めてくれたところを見ると、うまく手なづけることができたようです。
ところが、「エノキのようなぶつぶつ」が生えてくるという困った事態に。
エノキなどのきのこ類が身体から生える夢は、身体のその部分に何か健康面での気がかりがある、あるいは不調が起こるかもしれないということを暗示しています。
キノコは、枯れた木などに生えて、栄養を吸い取って成長するものです。
冒頭の夢では、「明日の試験」のことも心配しています。あるいは、夢見手は試験よりももっと違うことに関心が向いていて、それが猫だったのかもしれません。
猫に餌をあげる夢の夢占い
もしあなたが夢で猫にエサをあげたのだとしたら、
で、質問に答えていけば、夢が何をあなたに伝えようとしているのかということについて、なんらかのヒントを得ることができるでしょう。
0 件のコメント :
コメントを投稿