猫の夢の夢占いの家主です。
知人からこんな夢を聞きました。
ふと気がつくと私は猫になっていた。何かを探して街の中をうろうろとさまよっている。日が暮れてきて、帰る場所が分からず、少し焦っている。一匹の黒猫と出会う。その黒猫は知り合い(?)らしく、「こっちについてきて」といったそぶりをして、私を案内してくれる。夢のなかの自分が、自分以外の人間だったり、この夢のように猫などの動物になっていることがたまにあります。
不思議な夢ですよね。
「今の自分とは年齢が異なっていて、子どもの自分だった」
とか、
「性別が違っていた」
なんていう夢を見ることもあります。
そういえば、ヒットしている新海誠監督の『君の名は』という映画も、夢のなかで男女が入れ替わるとりかえばやのお話でしたね。
年齢や性別が変わるだけでもびっくりですが、「猫になる」なんてなおさら驚くことでしょう。
夢診断
夢診断・夢解釈というものは、「夢辞典」にあるように「こういう夢をみたらこんな意味」と断言できるものではありません。もともと「夢占い」というものは、神様やあの世からの「メッセージ」として夢をとらえようとするものでした。
ちょっと現代の心理学っぽくいうならば、「無意識からのメッセージ」として夢を解釈するとも言えるでしょう。
夢の解釈には、夢を見た人自身の連想や感覚が大切です。
まずは、猫になる夢について、「こんなことが言えそうだ」ということをお伝えし、その後で、あなた自身が夢ともう一度、関わってみることにしましょう。
猫になる夢の意味
猫に限らず、夢のなかで現実の自分とは違う存在になるということが表しているのは何でしょうか?シンプルに捉えると、
「違う自分に変化したい」
「変化しようとしている」
「気づかなかった自分が現れてきた」
といったことが考えられるでしょう。
あなたの考え方や生き方、人間関係のあり方が、変化しようとしている(あるいはそれを変えたいと思っている)のではないでしょうか?
動物は、人間と比べると、より本能的で活動的なものとしてイメージされます。
だとすれば、夢のなかで猫などの動物になるということは、まだ無意識的ではあるけれど、本能的でエネルギーに満ちたあなたの一面が現れてきたとも考えられます。
まだ意識されていない変化への意欲やエネルギーが反映されているでしょう。
猫には、直感力や感受性、恋愛、気まぐれ、嫉妬心、女性性といったさまざまな象徴的な意味があるとされています。
「猫になる」ということは、あなたがふだん意識していないこうした側面を体現しようとしているということととらえられます。
さて、冒頭の夢に戻ってみましょう。
何かを探して街の中をうろうろとさまよっている。というのも、夢見手が、これまでとは違う自分の一面を探していることを反映しているのでしょう。
日が暮れてきて、帰る場所が分からず、少し焦っている。というところからは、変化への不安もうかがうことができます。目的地が分からず、迷子になっているのです。
ところが、黒猫と出会って導いてくれています。
これは、無意識からのガイドという意味で、よい兆候なのでしょう。
こういう「解釈」がまったく正しいというわけではなく、あくまでひとつの見方にすぎません。
あなた自身の「猫になる夢」を夢診断するためには、
夢の連想をふくらませて自分で解釈するための16の質問(前半)
に移動して質問に答えてみてください。そうすれば、あなたの夢の意味や、心のテーマ、将来に対する示唆などが得られるでしょう。
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